now’s the time !

映画・音楽を作る・その他の話。

 take a leap of faith!

今年二月に「Jack Ryan: Shadow Recruit」という映画を見た。
音楽は Patrick Doyle さん。素晴らしかった。
映画もアクション映画としては、超一級の仕上がり。
Patrickとは2013年に一緒に仕事をさせてもらった。数年がかりのプロジェクト。
ハンガリー録音、ロンドンmix という作品だった。
年末になり 「Interstellar」という映画を見た。いま絶賛されている映画である。映像も音楽も。
エンジニアは Alan Mayerson さん。同じく2013年に仕事をさせてもらった。
ベルギー録音、LA mix という作品。mixには立ち会えなかったが、行けばよかったといまかなり後悔している。映画を見て帰ってきて、Alanにメッセージを送った。Sounds amazing!
僕らと仕事をしたあと、2014年も彼らはそれまでと同じようにすごい作品を作っている。
僕も2014年、来年公開される日本映画の音楽を作ったり、プロ野球侍ジャパンの公式アンセムを制作したりと、停滞しているわけではないと思う。
才能ある人たちと、納得できる仕事ができたと。
今後も一緒に仕事をしていきたい人たちと。
とはいえ、PatrickやAlanみたいな人と仕事ができる現場の魅力というのは
別物なのだ。大変だけれど。憧れていたものの、そのままがある。
ずいぶん長いこと音楽制作の仕事をやってきて、そういう仕事も
いくつかやれた。残りの人生で何ができるのか。
まだもうちょっとやれる気がする。


ちゃんとしたご連絡をしなければならない方は
まだたくさんいて、ちょっとフライング気味ではありますが、
来年からは音楽制作ディレクターとして独立して
やっていくことにしました。
いろんな方々の活躍を見ていると身が引き締まる思いです。

take a leap of faith は
Interstellar の監督 Christopher Nolan の別の映画、
Inception の中の重要な台詞。
今回の映画にも通じるところがあるかなあと。
みなさま、引き続きよろしくお願いします!



take a leap of faith 英辞郎によると、
大丈夫だ[何とかなる]と信じて思い切る◆確実な保証のない事柄について、ひとまず信じてやってみる(または受け入れる)こと。結果的には成功・失敗のどちらにもなり得る。