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映画・音楽を作る・その他の話。

 いまのところ今年最高! 〜BURN AFTER READING

どたばたコメディなんだけれど、そうとうかっこいい。個人的には。
好みは分かれるだろうけど。
何度も書いてきたけど、日本のドラマや映画が苦手。
薄っぺらい。
でも、この映画だって、あり得ないひどいストーリー、救えない登場人物、
見たあとになんの成長にもならない。
賛否両論どころか、ユーザーレビューはマイナスの方がかなり多いんじゃないかな。
なのに、面白い。かっこいい。ぼくにとっては、ですが。
なにが違うのかなあ。どれだけデフォルメされていても、どこか(いやーな)リアリティがあるのかも。
あとはもちろん映像の構築感とか音楽とか編集のテンポ感とかいろいろあるんだけど。
善良な良識ある方々にはまったくお勧めはできません。
あ。これは、自分がシネフィルで、インテリ目線で、こういう映画がわかんないとねー、とか
ってスタンスのつもりはまったくなく(ほんとにそうじゃないし)、
素直にものすごく面白くて、かっこいいと思ったのです。誤解なきよう。
007やウォッチメンとかも十分好きです。今年の映画で。
でもさ、いつのまにかずいぶんといい扱いされちゃってるけど、
モンティ・パイソンだって、時計じかけのオレンジだって、
ファントム・オブ・パラダイス だって もしかしたらゴダールだって
そんな映画が面白いってやつは 変わり者ってことになってたんじゃないかな。
ポリスやジャムとかコステロだって、偏屈な不良が聴く音楽でした。
それが、今やねー。。(苦笑)。
いや、今でもそんなのが好きだっていうのは、やっぱ変人なのかな?きっと。