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映画・音楽を作る・その他の話。

 映画漬け 〜アメリカ映画の暗号を読み解く

元々かなりの映画好きなんだけれど、
仕事との関連もあり、どんどん映画を深く見たくなってる。
でこんな本手に入れて読みました。
もう絶版なので、古本を 定価以上の値段で買いました。ばか。


アメリカ映画の暗号を読み解く」
迷走する大国編 ってのと 人種のカオス篇 ってのと2冊。


アメリカって国は面白いなあと思う。
嫌な面もたくさんあるけど、きっとまだ若いってことなんだろう。
成長?中。
立派な大人になるかどうかはわかんない。
でも、世界で一番人種が混ざっている国がアメリカ。
近い将来、白人はアメリカの人口の半分以下になる。
ちゃんと歴史を追えば、白人ってまとめちゃうのはどうかってくらい
民族系によって違いがあったみたい。
ほんとうにごちゃまぜになれば、人類も一歩進めるのかも。日本もうまくからむチャンスなんだけどなあ。
無宗教だからさ。
背景の知識を持ってみれば、クラシック映画にまた違うニュアンスを見つけられるんだろう。
見よっと。


アメリカン・ニューシネマ-反逆と再生のハリウッド史
アメリカン・ニューシネマ-反逆と再生のハリウッド史 [DVD]
ってのも見ました。
70年代のアメリカ映画。ぼくは80年代をリアルタイムで過ごしたんだけれど
10歳くらいのまだぼーっとした頭で、70年代をこっそりドアの隙間から覗いていたんだろう。
だから、川の向こうの話じゃない。
その頃テレビでは大量の洋画を放映してました。ゴールデンタイムも土曜の午後のどうでもいい時間も。
中学生のころ、ひまつぶしに片っ端から見てたのはきっと70年代の映画。
名画座で 300円で見てたのも 70年代のしょうもない映画。
でも、これもまたいま見ると違うかも。
どんどん見たいです(笑)。


でも、時間ないなあ。
時間だけはいくらでもあった時代が懐かしい、なんて書こうと思ったけど
考えてみたら、大学時代だってバイトとバンドで忙しかった。
今日はひまー なんて思ったことは人生でほとんどないかも(苦笑)
そんな人生です。時間なんていくらでも作ればいいってことですな。


*忌野さんが亡くなりました。
お仕事したことありますが、オーラのある人でした。
いろんなメディアで大きく取り上げられてますが、
ぼくはひねくれものなので、あんまり いい人、すごい人扱いして欲しくないなあ
なんて思います。
ジョン・レノンもいつのまにか聖人扱いです。
ジョンも忌野さんも ただの不良、音楽ばか だからかっこいいのに。
RCがテレビに出始めたとき、ものすごく批判的だった人たち、世間、メディア。
いまどこにいるんだろ。
したり顔のコメンテーターに、昔みたいに生放送でガムでもぶつけて欲しいものです。
それがかなわなくなったのがとても残念です。