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映画・音楽を作る・その他の話。

 THE GREAT BRITISH RECORDING STUDIOS

とにかくスタジオが好きなわけで、それがなぜかとか、いつからだとか
説明のしようがない。
小学校5年生の時に親が田舎に一軒家を建て(それまでは社宅で四畳半くらいの部屋に
妹と二人だった)念願の一人部屋をもらったのだけれど、実は4人の核家族
贅沢にも余った狭い部屋があり、程なくそこが僕の初めてのスタジオとなった。
もうなんと書いたかも覚えていないけれど、ちゃんとドアになんとかSTUDIOとか書いて
何かに熱くなっていた11歳だったわけだ。(なんだ今と同じか。。。って今気づく。。。)
やっていたのは買ったばかりのカワイのアコギを弾きながら歌ってラジカセの内蔵マイクで
録音するという程度だったんだけど。。。(高校までにはかなり技術も進歩したけど(笑))
本題に戻る。

英国レコーディング・スタジオのすべて 黄金期ブリティッシュ・ロックサウンド創造の現場

英国レコーディング・スタジオのすべて 黄金期ブリティッシュ・ロックサウンド創造の現場

「英国レコーディング・スタジオのすべて 黄金期ブリティッシュ・ロックサウンド創造の現場」
映画によくあるように、原題のママでいいと思うのだけれど
まあ、分かりやすい。高い本だし、ちゃんと手に取りやすいようにしたほうがいい。
僕はこの本が出るのを知り発売の半年前くらいに予約して手に入れた。
あ、これも(僕的に)よくあるやつで、洋書です。日本版買ったのは割と最近。出てたの知らなかった(笑)
なので数年前です。それを手に入れ、
もちろんほとんど写真とデータだけを楽しみ(苦笑)数年経って、邦訳を手に入れたってことです。
なんという無駄。。でも、やっぱり写真がカラーじゃなかったりレイアウトが違ったりで
原書はいいんです。(英語がちゃんと読めれば翻訳版の必要はない。。)
そして、ここに至っても本題ではない(苦笑)

その本の感想を書こうとしているのではなく、
スタジオについて記録(記憶の整理)をしておきたいと思ったのです。
あー、これは長くなるなあ。今回が前書きか。
もっと、メモ魔とか、自分好きとかだったりしたらいいのだけれど、
僕はやったこととか行った場所とか過去のことがあまり気にならないらしく
どんどん忘れていくし、保存もしていなかったり。
自分が手がけたCD(数百枚?)も手元にあるのは半分くらいだったり。。
だから(すでに始まってるけれど)完全に思い出せなくなる前に、
ちまちまとメモだけでもしていきたいなと。

ロンドン。
この本に出てくる39のスタジオのうち僕が行ったことがあるのは
Abbey Road
AIR (Oxford)
Whitfield
Townhouse
の4つしかない。そしてちゃんと語れることとかあるんだろうか。
飲んだ時には話せるけれど、文字に起こせるのだろうか。
載っていないスタジオ。
Matrix (人生で初の海外スタジオだ)
Masterrock
AIR (新しい方)

多分これだけだと思うけれど。。

NYとLAのスタジオ。
ナッシュビル、サンフランシスコ、その他ヨーロッパ、北京。
そして日本。
覚えているうちにメモだけでもしておきたい。
どんどんなくなってるし。
日本なんて、90年半ばくらいのミュージックマン(スタジオとかの
イエローページみたいなもの。あ、イエローページが死語?)なんて
めちゃ厚かったし、メインどころのほとんど、そして載っていないスタジオまで
ほとんど使ったことがあった。
まあ、最近でも同年代のエンジニアさんとかミュージシャンと飲むと
東京のスタジオの話はするけどね。

北海道の田舎の小五スタジオから始めて
最初に入った会社の寮の三人部屋もプチスタジオにさせてもらったし(苦笑)
会社でも29歳で作ったレーベルのスタジオ構築を任せていただいた。
その後、異動になった出版社でもプリプロルーム的なものを作ったり。
他の会社のスタジオの鍵までいただいて自由に使わせてもらったり。
あ、そういえば、今の仕事場≒スタジオ。ちゃんと名前がないか。
RightTracks Lab 通称、ラボ かな。