now’s the time !

映画・音楽を作る・その他の話。

 読めばいいってもんでもないけど。

誰になんと言われても(誰もなにも言わないけど、、、)
やめられないこととかある。
まあ、かっこつければ、仕事。
で、関係するけど、音楽聴いたり、探したり、作ったりすること。
買ったりするのは、本当にお金に困れば止まるだろう。
あとは学生のころみたいに食費とかを削って買うとか(笑)。
で酒。コーヒー。けっこう難しい。
映画はがまんできるな。そっか、オレそんなに映画好きじゃないのか??
本。これはきつい。本っていうか活字。中吊り広告でもいいから読みたい。
なにも読まないで、電車に乗ってられない。。。
という前置きで、最近読んだ本を。


逆説のニッポン歴史観―日本をダメにした「戦後民主主義」の正体 (小学館文庫)
この人の言っていることを鵜呑みにするつもりはないし、
そういうものの見方をしなさいって言っている人のはず。
でも、そうとう言ってるとおりだなあと思う。
ようするに、日本の「民主主義的」なものはある偏向的な考え方から
戦後、どうしょうもないものになってるよってこと。
そう、原則がないんだよなあ。ここでも、同じことです。
自分の身近なところで考えても、あるいは自分が経験してきたこと
から考えても、学校の先生の悲惨さ、偏向具合、そしてそれを支える?
見逃す、政治とメディア。
というかどちらかというと偏向具合を積極的に行っている大メディアってことか。
インターネットの普及とか、国際的な位置関係から、
少しはマシになっている気もするけれど、どちらにしても、エライ人は自発的にではなく
圧力がかかったときにマシな方に動いたりする感じがある。
特にいまはひどいね。選挙でどうなるか。すぐには変わらないから、
長い目で考えたほうがいいと思うけど。


インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)
そして、上記の本に書いてあった、日本人はリーダシップが嫌い、話し合い絶対主義、
という流れの中で、スケープゴートにされた人の対談。
非常におもしろかった。
日本だけが、こんなに世界の政治、情報戦の中で取り残されてるって
どんな素人でもわかりそうなものなんだけれど、なんで、こうなのかなあ。
この著者の二人には今後も注目したいものです。


英語の壁 文春新書 326
こういう本ばかりを読むってのは、本質的には逃げなんだろうなあ
と反省(笑)。おもしろかったけど。
「なぜ日本人は英語が下手なのか」っていうシンポジウムに著者が呼ばれたそうだ。
そこには英語がばっちり話せる人がパネリストとしていたとか。
「英語が上手な日本人は、どうやって上手になったのか」を考えた方が有意義じゃないかと。
そして、話せない理由は、「話せるようになるまで毎日自分で反復練習をやったことが
ないから」という事実を認める人が少ないのではないかと。
そのとおりだと思う。
こういう本を読んで納得する前に、反復練習なんだよなあ。
ま、どんなことでも。