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映画・音楽を作る・その他の話。

 小説家という職業 / 森博嗣

ぼくは、森博嗣という人の小説は、たぶん「スカイクロラ」くらいしか読んでいないと思う。
去年、「作家の収支」という本をタイトルにひかれて読んだ。
ぼくも権利に関わる仕事をしているわけで、そんなに驚くようなことは書いてはいなかったけれど
一般の人が読んだらかなり面白いのだろうと思った。そして、森さんのあけすけ感というか
隠さない感じは心地よかった。
その流れで「小説家という職業」という本を読んだ。こちらも同じような感想だ。
言いたいことを言っている。その態度が重要なのだと思う。
音楽制作者として、あるいはスタッフとして、考えさせられるところはいくつもあった。
まあ「考えさせられる」なんて紋切り型の表現しか出てこないようなところが
ダメだってことでもある。