またひとつ歳をとるちょっと前に。
なにかが大きく変わったわけではない。
特に目の前に壁があるわけでもない。
あえて、言えば明確な迷いさえない。
でも、なにかもやもやしたものは、ずっと消えないわけだ。
いくつになっても。
そして、だんだん、何を選べばいいかでもやもやするというより
年々、いろんな可能性が減っていくことにもやもやしているのだろう。
確実に、減っている。
だからこそ、何をあきらめないか、何にあきらめないか、ということが重要だ。
自分が何に「飽きて」ないかという感覚を時々リフレッシュすること。
たぶん、少しずつ、世の中との関わり合い方も変えなければならなくなる。
よくも悪くも。
だから、ストレッチをするようなつもりで、いつも原点に帰ろうと思う。
本当に好きな、好きだった、音楽や映画や小説にいつも触れること。
特に歌をもっと聴かなきゃだな。
15歳のときは、６時間でも８時間でも同じレコードを聴いてたじゃないか。
