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映画・音楽を作る・その他の話。

 ロボットアニメについてちょっと思ったこと

仕事の関係もあり、「名作」と言われているようなアニメを
ときどきレンタルしてみたりする。
どのジャンルにもこれだけは最低知ってなきゃ話にならないという作品はある。
映画でも音楽でも小説でも。
最近はそうでもなくなっているのかもしれないけれど。
僕はそういうスタイルです。


で、アニメを見る。
実は ヤマト、ガンダムはリアルタイムで見ている。
その二つについて、個人的にある意味革新的に思えたのは、
それまでの勧善懲悪もので徹底的に悪とされていた「敵」にも生活があったり
家族がいたりして、簡単にやっつけちゃえばいいって訳じゃないって
ストーリーを持ち込んだことだった。
それは時代劇でもそうで、悪代官に仕えちゃってて、正義の味方に
ばったばったと斬られるざこ侍にだって家族いるんだけどなあ、
それを痛快とかって描いていいのかなあなんて思ってたりした子供だったので
新鮮だったわけだ。ストーリーとして入り込める。
でも、やっぱその後のロボットものとか見ると、ストーリーや
プロットは複雑化しておもしろいんだけれど、やっぱ敵のロボット(有人の)は、
どんどん破壊されていくし、味方もやられるんだけれど、やられる味方は
主人公なり登場人物の人生とは関係ない人ばかり。
「○○中隊 全滅です。」「なにー、では作戦変更だあー」なんて場合に
あまり、重みがなかったりする感じがしちゃって。。
まあ、そんなこと考えてたら、なんにも見れないのかもしれないけれど。


はい、そんなわけで、これから「けいおん」のライブに行ってきます。
誰も死ななくて、誰も不幸にならない、アニメ。