天才の人生

Proof　って映画見ました。Yahooのマイムービーにもレビューしましたが、コピペ。
天才数学者を巡るドラマ。
アメリカ人って、天才的な学者、あるいは若者を主人公にしたドラマが
けっこう好きなのかも。
アスペルガーだったりも含めて登場人物が天才っていう映画が
たくさんあるような気がする。
ちゃんとは思い出せないけど、グッドウィル・ハンティングとか
ラッセル・クロウのやつとか。レインマンとか。
日本でも老人の数学者が主人公の小説の映画化があったけど、
ものすごい天才とかじゃない。
それだけ、アメリカだとそういう才能がわりと現実世界に近いってことじゃないんだろうか。
小学生の年齢で大学に進学しちゃう人もけっこういるんだものね。
マイクロソフトの入社試験も本でとりあげるくらい難解らしいし、
Googleかどこかは社員募集の際の広告に数式のせて、解けた人だけ
入社試験受けられるなんてのも聞いたことがある。
この映画の登場人物、結局は数学者、およびその家族しか出てこないわけだけど
天才の苦悩、その天才が壊れていく悲しみと才能と病気を受け継いだかもしれない
妹の苦悩、神経症的にメモをとるところだけ受け継いでしまった凡人？の姉の苦悩、
数学が好きなんだけれど、才能がないことを認識している恋人の苦悩、
って苦悩ばっかピックアップしたみたいだけれど、そこにそれぞれの人生があるってことです。
完璧な人間なんかいないってこと。
原題　Proof と　邦題の差について　賛否両論だと思うけれど、
個人的には、シンプルな方が好きです。
いろんな見方があるわけで、あんまり方向性を決めて欲しくない。
でも、方向性を示してあげるのが宣伝ってことで、仕方ないんだろうなあ（苦笑）
邦題の工夫のおかげでヒットした映画もたくさんあるんだろうから。

プルーフ・オブ・マイライフ