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映画・音楽を作る・その他の話。

 原則

プリンシプルのない日本―プリンシプルは何と訳してよいか知らない。原則とでもいうのか。
世の中の白洲次郎ブームってのはなんなんだろう。
この前も、軽い飲み会で、ちょっとこの話になった。
みんなが白洲次郎のことを知っていて、そして憧れている。
この本は何冊かある白洲本の中で、本人が書いているもの。
そして、1950、60年代に彼が日本について、プリンシプルがない、
この部分がいかん、と言っていることはそれから半世紀もたっていて
よくなっているところか、ますます悪くなってる気がする。
原則だから、いつの時代も通用するということではなく、
日本(人)の問題点がまったく解消されていないってことだ。
自分の身近に、そして政治家をはじめ、人の前に立っている人たちに
リスペクトできそうな人がどれくらいいるか考えてみよう。
子供が、憧れるような人がどれくらいいるか。
もちろんゼロではない。
でも暗澹たる気持ちになるのは、ぼくだけではないはず。。。。
2007年の白洲次郎はいないのか。。。。