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映画・音楽を作る・その他の話。

 ひどい顔

ぼくはけっこう普段から毒舌なほうだと思うし、
必要であれば、きついことを言うことにあまりためらいはないのだけれど、
このブログではあまり、過激なことは言わないようにしてきました。たぶん(笑)。
あんまりパンク気取りもなんだしね。


ですけど。
レコーディングが早く終わり、風邪もいまいち治らないので、
超珍しく早く帰宅し、ビール飲みながら各チャンネルを渡り歩きつつ、
ずっとニュースを見ていたのだけれど、あいかわらずひどいニュースばかりだ。
どこぞやの復党やら、なんとか通信とか、自分の子供に放火やら、どうのこうの。
特に今日ひどかったのは、子供の死体の写真とかでHPを作っていた小学校の教師。
でもね、すごい嫌だったのは、その記者会見で出てきた校長やら、教育委員会の人やらの顔。
もちろんテレビカメラの映像だけで、決めつけちゃいけないと思うけれど、
それにしてもあまりにも会って話したいとかは思えない顔。
二枚目じゃないとか美人じゃないとか、そういう話じゃない。
50年とか生きてきて、その顔? って感じ。
若いうちは、みんなそれなりにいい顔をしていると思う。
でも、年をとったあとにいい顔するって、大事なことだ。
日曜の午前中とかの番組を見ていると いい顔している人たちって出てくる。
職人さんだったり、農家の人だったり、漁業の人だったり、普通のおばあちゃんだったり、
もちろん大企業のトップでも。
別に偉かったり、芸術家だったり、俳優だったりでなくても、いい顔になっている人って
たくさんいるし、本当は、頑張って長いこと生きちゃったんだから、いい顔になってなきゃ
おかしいんだと思う。



なのに、今日のこととか、いじめ問題で出てくる教育関係者とやらで言い訳の記者会見をする人たち、
ものすごくひどい顔。まったく魅力的じゃない。
政治家もひどいけど、まだちょっとまし。でも、その後援会とか2流系の政治家のひどさ。
人は見た目が9割 (新潮新書) なんて本もあったりするけれど、
やっぱり、内面は外面ににじみでるのです。
人は見かけによらずっていう言葉をちゃんと考えたほうがいい。
「教育者」「政治家」「警察官」なんていう見かけで、どれだけだめなやつがいるか。
顔を見て考えよう。


自分のことは自分じゃわからないから、それはまわりの人の判断にまかせるし、
謙虚に自分がどんななのかの反省も必要だとは思うけれど、
ぼくが働いているまわりに、
そんな気持ちの悪い顔をしている、先輩も後輩もいない。