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映画・音楽を作る・その他の話。

[雑談] peasonae gratae
自分の昔のことを懐かしいとかあまり思わないタイプだし、
地元を離れて30年以上たつけれど、数回しか行ったこともないし、
なのであんまり反省もできないし(笑)、という感じなのだけれど
最近、いろいろと昔のことを思い出すことが続いている。
そこで、22歳のときに組んでいたバンドの音を聴き直してみた。
朝っぱらから。
そのバンド名が peasonae gratae。
バンドと言ってもドラムレスの3人組。
機材持ち寄っての宅録ユニット。1986年当時だとまだ珍しい。
というか、機材が高すぎて難しかった。
ギター、ベース、歌 三人組。
三人とも作曲、アレンジ。歌詞と歌はほとんど僕。
打ち込みは手分けしつつ、エンジニアはほとんど僕。
機材は
MTRがTEAC244とFOSTEXのX-15? ようするにカセット4chが2台。
シーケンサーYAMAHAMSX
シンセはKORGのPoly800
ドラムマシン YAMAHA RX11 とシーケンシャルサーキットのTOM
エフェクターがほんとに高くて コンプがBOSSのハーフラックのやつ。
残響系とかやっとデジタルリバーブとか頑張ればかえるようになった
頃で、Rolandの1Uのステレオのやつ、DEP5?を無理矢理買った。
あとはメンバーのギタリストのハーモナイザーとか
フットペダルのディレイとか、フランジャーとか。
ギターアンプのリバーブとかも使った。
インピーダンスとか無視。というかよく知らなかったし(苦笑)。
合計で100万くらいにはなってる??そりゃ、寝ないでバイトしなきゃ
いけないわけだ。
サージェントだって4chのテレコで作ったじゃん、という闇雲な
モチベーションの元で、連日ぼくの部屋でにバイト終わった順に集まり
(そういえば、携帯なんてなくて、留守電もなくて、よく集まれたな。。。)
明るくなるまで作業してた。
ワンルームで三人ともタバコ吸ってたから、真冬の札幌で
ときどき窓あけて空気入れ替えとかしてたなあ。

前置きが長くなったけれど、
まあ、一応音楽制作を業にしている身としては
当然、素人の遊びに聞こえるわけなのですが、
いやー、よくやってるなあ という感じ。
当時、作った音源をカセットで売ったりもしたんだけれど
どうやってやったの?的な質問もあったような。
とにかく工夫しまくり。どうやってやったか聴いても
わからないとこもあるな。オレ、すごいな(笑)。
そして、当時、どんな音楽を聴いてかもはっきりわかる(笑)。

でも、このときにものすごい時間と気持ちを
これに使ったらから、いまの自分に続いているのだなあと
思ったり。

さて、天気もいいし、今日は走りにいく。