Sound City Real to Reel
いやー、素晴らしいものを観た。
このドキュメントを観て、燃えたり、萌えたり(笑)しないような人は
レコーディングに関わったりしないほうがいいんじゃないかってくらい。
主役はスタジオ、というか、NEVE8028 。
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監督はDave Grohl。Nirvana時代にこのスタジオでNever Mindを録音し、
このスタジオがクローズするときに自分のスタジオ用にコンソールを買い取り、
そしてこのドキュメントを作った。
Sound City Studio
http://soundcitystudios.net/
もちろん名前は知ってたけれど、使う機会はなかった。
改めて確認してみると、本当にすごいレコードをたくさん生み出している。
このドキュメントに登場するミュージシャン、プロデューサーもすご過ぎ。
細かいデータはネットでということでいいと思うので、書き出したりしませんが、
ほんと、観るべき。
そして、自分については、本当にレコーディング、そしてスタジオが好きなんだと思う。
いいスタジオには独特の感じがある。
幸運なことに、日本、アメリカ、イギリスなどで20年以上に渡って
たくさんのスタジオで仕事をすることができた。
そのほとんどがいまはクローズしてしまっている。
ぼくもレコーディングにはNEVEのスタジオを使うことが多かった。
Old のNeveでリズムレコーディング。アナログテープで。
3348にコピーして、ダビング、ボーカルレコーディング。
SSLのデスクでmix。
そんなことまで、やろうと思えばできた時代だった。
2月にして、今年みた最高の映画になるかもしれない。
あ、映画館じゃなくてBDだけど。
近々、自分がこれまで行ったスタジオを振りかえってみようかと思う。
もう忘れてしまっていることが多いと思うけれど。
でも、いろんな経験のおかげで、いまも音楽制作に携わることができていると
確信している。
ほんと、よかった。