圧倒的。

あけましておめでとうございます。遅ればせながら。
I hope you'll have a great year! もう13日ですが。
すでに、日々が流れるのが早いと思い始めている。また、今年もあっというまなんだろう。
そして、2013年、初めてのブログです。
雑談です。
たぶん、前にも（そして何回も）書いてきたことだと思うけれど、初心忘れるなってことで
「圧倒的」であることについて。
クリエイティブであったり、なにかをやらなければならないとき、その方法や内容について
一番シンプルな答えは、圧倒的であることだと思う。多少の比較や差を考えるのではなく、
圧倒的であること。それを目の当たりにしたときに、僕らは瞬時に言葉をなくし
納得をする。分析するのはそれからだ。
圧倒的というのは相対的に一番になるなんてこととは近いようで、まったく違う
場所にある状態である。
ときには個人的な主観の中にあるものである場合もあるのかもしれない。
でも、本当に圧倒的なものは、最終的には全員とは言わないまでも大多数の人にとって
価値の高いものになるはずだ、とも思う。
音楽にしても映画にしても小説にしても思想にしても、あるいはいろんなハードウェア、
そして人、圧倒的なものを知りたいし、感じていたいし、できればそういう仕事に
関わっていきたいと思う。
もちろん、自分は凡庸というリズムやメロディを演奏しつづけるわけで、自分自身が
どうこうってことではないのだけれど、少しでもやれることはある、はず。
圧倒的な仕事量、とかね（笑）。繰り返すけど、誰かとの比較じゃなくてね。
15日から、Budapestでレコーディングだ。きっと、「圧倒的」に手が届くものになると
思う。
2013年になっても、相変わらずでいきます。

Jaco Pastorius　1976年　ベルリンでのライブDVDを見つつ。
当然、圧倒的である。