タイムカプセル prologue

北海道の実家、もう長い間家族は住んでいなくて、人に貸していてたのだけれど、家の中にちょっとした物置部屋みたいなものがあって、そこに家族のものを入れっぱなしにしてあった。自分に関しては大学までのもので、東京に出てくるときに持ってこれなかったもの、持ってくる必要がなかったものがそこに入れっぱなしだった。開けないまま、23年。その実家を処分することになり、親が片づけに行った際に、ぼくの荷物、ダンボール7つを送ってくれた。それが今日の午前中に届いた。23年ぶりに開けるダンボール。全部自分のものなんだけれど、驚く。細かくは見ていないけれど、開けただけでおどろく。まさにタイムカプセル。
二度とない経験なので、この驚きを記録しておこうと思った。あまりにプライベートで書けないこともあるはずだけれど。