now’s the time !

映画・音楽を作る・その他の話。

 すごい人はすごい なんだ、そりゃ。

世の中、GWとかなのかな。
特にひどく忙しいわけでもないんだけれど、ちまちまやることはたくさんあるし、
とりあえず、わかりやすいGWっぽい予定もなく過ごしてます。
で、逆に予定どおり、本読んだり。
仕事道楽
仕事道楽―スタジオジブリの現場 (岩波新書) 
ジブリの鈴木さんの本。ぼくもお会いしたことがありますが、迫力ありました。
プロデューサー論。ただこの人、プロデューサーとしてすごすぎるから、
ここに書いてあることも、単なる事実ではなくて、宮崎さんや高畑さんやジブリ
宣伝のために ちょっとプロデュース入ってるんじゃないかとまで思ってしまう。
まあ、そんなひねくれた読み方はやめて。
「編集型のプロデューサー」について、こんな風に書いてる。
「ポイントとなるのは、作家が何か言ってきたときに相槌をどう打つか。
そのタイミングをまちがえると、作家と編集者の関係はうまくいかなくなります。」
これは、ほんとうにそうだなあと思う。作家、ぼくの場合は、作曲家やエンジニアやゲームデザイナー
なんだけれど、信用してもらわなければ仕事にならないわけで、なにを持って信用してもらうか
というと きっと的確な相槌、ようするに、きちんとしたバックグラウンドがあり、
そこになにかしらの共通点がある、ということだ。
逆に、どうでもいい相槌、追従をする人、ものすごく信用できない。黙っているほうが
そうとうましだと思うんだけど。。。
結婚でずいぶん有名になってしまった(苦笑)高城剛の本、
ヤバいぜっ!デジタル日本―ハイブリッド・スタイルのススメ (集英社新書) を読みました。
高城さんといえば、なにをしている人かわからないことで有名ですが(笑)、
やっぱり、オリジナルな感覚を持っているんだなあと。っていうか、自分で動くってことかな。
ぼくが普段から口にしていることも、すいぶん書いてありました。
マーケティングでものを作ってもどうしようもない とか、アウトプットのためには
大量のインプットだ とか。
といいつつ、やはり行動だな、と思う。考えて考えて、でも速攻で動く。
いつも手放しでほめちゃいますが、福野さんの本も読みました。(眺めました。細かすぎ(笑))
クルマはかくして作られる 3 (別冊CG)
日本の技術、すごいです。ああ、この国、つぶれて欲しくないなあ(笑)。