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映画・音楽を作る・その他の話。

 気合いの紙?ジャケ。

スピーキング・イン・タングズ<紙ジャケットSHM-CD>
Speaking In Tangues / Talking Heads
紙というかプラスチックのケース。
これは当時のオリジナルLP盤の再現。いやーよくやったっていうか、
同シリーズの普通の紙ジャケよりも500円以上高い(笑)
もともとジャケットにそんなに強い思い入れはないけれど、
たまにアナログ取り出してみると、いいなあと思うものは多い。
もちろん、以前書いたような気がするけれど、最初からCD用にデザインされた
ジャケットにはその小ささを利用したいいデザインのものも多数ある。
で、アナログLPの再現紙ジャケCD。
これは日本独自のものらしい。というかそんな細かいことはやらないよね、普通。
ぼくにとって大事なのは基本音なので、紙ジャケになったことよりか、
ボーナストラックとかリマスタリングが「買い!」の理由になるんだけれど、
紙と普通のケースが同じ値段だったら紙を選ぶことが多い。
ミニカーみたいで面白いでしょ。こんなに細部まで再現してる!みたいな。
中袋のデザイン、印刷された歌詞まで再現したって、小さすぎて読めないし(苦笑)
でもその小さい字がつぶれてないという印刷技術やその中袋のなかにさらに
ビニールの袋、それがジャケットの中にきれいに収まるなんていう加工技術にも
感動してしまう。
ダブルジャケットのものとか まさにミニチュアアートの世界に突入って感じ。
あと、紙ジャケは薄いので収納が助かるってのもありますが(笑)。
話戻します。
Speaking In Tangues の このオリジナルLP持ってるんです。
LPサイズのこのデザインは この箱だけにお金だす価値あるくらい。
さすがにCDサイズはおもちゃみたいだけれど、それでも値段あげてでも
再現!に踏み切ったワーナーに拍手!
Stop Making Sense の限定版のジャケットは 映画の絵コンテ集と
合体してるやつだったんだけれど、それは再現しないだろうなあ(笑)。
ぼくも昔のアナログの再発の仕事を一度やったことがあるんだけれど
マスターテープは残っていても、ジャケットのデータは残ってない。
昔はそれこそ手作業のデザインだっただろうし。
で、状態のいい商品をスキャンしてジャケット作るんだけれど、
当時はどうしても ぼんやりしてしまうというか、ちょっとぼけた画質になっちゃったし
文字はつぶれちゃいました。
技術の進歩だなあ。