now’s the time !

映画・音楽を作る・その他の話。

 哀愁のマンデイ

実は月曜がいやだなあと思ったことは幸いなことに人生で今まで
ほとんどなく、(あまり曜日を気にしてないからかもしれないけど)
タイトルに意味はありません。あえていうと80年代のアイコンのひとつだから?
スキャナー・ダークリー 特別版 [DVD]スキャナー・ダークリーという映画を
帰国した日、夜中にPC&ヘッドホンで見たのだけれど、さすがに疲れでうたた寝してしまい、
そうしたら半分覚醒しているなかで、夢なのか映画なのかわからない状態が
脳に発生して、朝までまさにディックな感じになりました。
ディックといえば、80年代に再評価され、いまはなきサンリオ文庫の目玉ともなり
ブレードランナー再評価やサイバーパンクブームとか ぼくにとっては
そうとう80年代的なもののひとつ。
フィリップ・K・ディック・リポート (ハヤカワ文庫SF)なんてのも読み始めたりして。
手に入らなかった文庫とかもそうとう復刊しているようだ。
それにしても、1950年代、60年代に書かれた小説が今でも(今だから)リアリティを持つ
なんてことはすごいことだと思う。


土曜日12時にスタートしたスタジオは日曜の午後3時半に終わり、
ぼくはまったく一日をスリップした気分になり、
ある意味そのおかげで、PRAM をクリアしたみたいな気分で
今日も7時に起きて、新聞を読んで、コーヒーを飲んで、こんな調子で
文章を書いて月曜を始めます。

はやく「暗闇のスキャナー」最後まで見なきゃ。