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映画・音楽を作る・その他の話。

 刃のランナー 完結。

12月のBD発売を前に(でも輸入盤だから手に入るのは年を越すかも。え、もう今年終わり!?)
ブレードランナースクリプト 全部訳してみました。
字幕には制約が多いので、こんなこと言ってたんだあ というところも多数。
おもしろかった。
「ブレードランナー」論序説 (リュミエール叢書 34)にあったようにフィルムノワール的な要素も
台詞からいくつも伺える。せっかくなので、ヘッドホンで音声だけ聞いてたんだけれど、
街のノイズとして日本語もけっこう混じっている中に、
どうせわかんないと思ったのか何度か出てくる言葉(SE)もありました。
劇中の街の看板の日本語がけっこう間違ってるのは有名だけど。
英語で言うから粋な台詞ってのもあって、それは英語でわかるしかないね。
和英でも同じことが起きるとおもうけれど。
レプリカントのロイが仲間から部屋に誰かいた と聞いたとき。
Man? Police-Man? というところがあります。
字幕だと 人間か? [うなずく] 警官か? くらいしかできないんだけれど。
低い声で 「マーン?」「ポリス・・・・マーン?」なんて言われると、
人間と自分たちの対象化がはっきり出てくるんだけれどねー。
またなんかの映画でやってみよ。でもブレイドランナー 台詞少ないからなあ。
パルプフィクションとかじゃ きっと無理だ。。。