now’s the time !

映画・音楽を作る・その他の話。

 読めばいいってもんじゃないけど。

それでも本を読むのは楽しいし、やめられない。
ほとんど強迫観念的に活字を読む。
部屋中、家中に収まりきらなくなった本が積まれている。
(CDもDVDもだけど。。。)


昨日も帰りは早くはなかったのに、
7時前に目が覚めて、そして2度寝ができない体質のぼくは、
新聞に目を通したあと、読みかけの本を読み始めてしまった。
文壇アイドル論 (文春文庫)
文芸批評ながら、筆者本人もあとがきで書いているように
「活字世界から観た八○年代試論」なんだと思う。
そして、自分自身が八○年代に思い入れというか、
その時代のものから受けた影響が多いというか、
そんなことを朝から再確認してしまった。
中学、高校、大学 その時期がぼくにとっての八○年代。
この本にかかれている作家のデビューや取り上げられている本が
ベストセラーになっているのを自分の目で見て、そしてリアルタイムで
読んできたわけだ。
それにしても、あらゆる分野にアイコンが(多数)いた時代だった。
コピーライトの時代だからなあ。


本を読むのは、
ある意味、癒しであり、逃避でもある。
書を捨て、街にでよう なんて言うのもなんだけれど、
やっぱり、 keep on moving だし、
ぼくは今、本を読んでいてはいけない時期なのかもしれない。