now’s the time !

映画・音楽を作る・その他の話。

 スタジオボイス

という雑誌が昔から好きで、きっといまだに捨てきれない
バックナンバーも30冊くらいはあると思うんだけど、
2007年が30周年らしい。
で1月号(こういう何月号っていうのって、発売月とずれているのが不便な気がするのは
ぼくだけでしょうか)から、30周年記念特大号ってのが始まった。
Vol.1 は「写真集の現在 特別総集編」。
この写真集特集も2年に一回くらいはやっていて、バックナンバーもずいぶん持っている。
写真撮るもの好きだし、写真見るのも好きだしね。
といっても写真集とかは20冊も持ってないかなあ。
こういう雑誌を買うと、もっと写真集も集めたいと思うのだけれど、
写真集って高いし、大きいし。書斎がある家なんてのにも憧れたことがあるけれど、
東京にいる限り、そんなの無理だなあ。この倉庫みたいな作業部屋が限界。


ところで、あいかわずこの雑誌の 後半のところの 映画評、書評、レコ評のあたりは
アカデミックすぎて、よくわからんかったりする(苦笑)。
10代のとき、こういう内容に憧れて、わからないなりに、一所懸命読み、
載っているものを見たり聴いたしして、
さらにもっとわからない本とか読んで、
いつか大人になったら、ばっちりわかるようになるのかなあなんて、思っていたけれど、
この年になっても、やっぱりわからない度合いのレベル変わらないなあ。


友人のブログで知った12月公開の「スキャナー・ダークリー」を取り上げたりしているけど
(これは、見たいね、ほんと)その映画評の書き出しは、こうだ。

ジル・ドゥルーズは、晩年のエッセイなどで、ミシェル・フーコーの仕事を参照しつつ
現代社会の分析に欠かすことのできない要素として規律社会から管理(コントロール)社会への
移行に言及している。』


あいからず、ドゥルーズフーコーだ。ということは、ぼくもレベル上がってないけれど、
この雑誌も20年前と論調は変わってないのかもね。やれやれ(笑)。


そんななか、次号は、「80's カルチャー」総特集らしい。
買い だな(苦笑)。