REAL JAPAN VOL.1

ベンジャミン・フルフォールド　責任編集のムック本。VOL.1ってくらいだから
続くのかな？
内容はそれなりに刺激的なテーマばかりで、日本の闇の部分をつついているところも
たくさんあるのだろうけれど、テーマの取り上げ方や装丁で
そうとう怪しい雑誌にも見える。
もしかしたら、それも戦略なのか。本気に見えると危ないのかもしれない。
どちらにしても、例えば日曜の午前中には飽きるほど政治家がテレビにでるし、
企業のトップの貴重な発言（まったくひどいものもあるけれど）も聞けるようになり、
ニュースバラエティ的な番組も増え、情報としての意見は、あふれかえっている。
もちろんテレビに代表されるメディアが伝えることには、かなりの偏向があるわけだけれど、
それさえも自明の事実として判断基準にもできるわけだ。
情報は、ある意味いくらでもある。
そのうちのどれを選び、考え、そして自分の行動に活かすかは、
まったく自分しだいだ　ということなのだろう。