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映画・音楽を作る・その他の話。

 「ジャパニーメーション」はなぜ破れるか

大塚英志 ほか
「おたく」サイドから見た、いまのコンテンツビジネス騒ぎの分析ということか。
『第一、国家に庇護されたらサブカルチャーとして「敗け」であり、そういう
敗れ方だけは悪いけど拒否する』という感覚には同感できる。「サブカルチャー」一般を
考えたときね。冷静な分析として、経済的には資本投下を考えれば、宮崎アニメ
意外のジャパニメーションは経済的に敗北しているとか、ハリウッドでのリメイクはけして
経済的リターンに結びついていないとか、数字や実態をみないままいかにも日本のアニメなどが国際的競争力を持つというのは幻想であると。うーん、そのとおりかもとも思う。
だけど、まだやれることはこれからかなとも思ったり。「国」がお金をつかうなら、アーカイヴを作って次の世代を育てるのに役立てるべきだっていうのにも賛成。