好きな映画について考える。
小学生の頃に映画が好きになった。
たぶんきっかけは毎日のようにテレビでやっていた洋画劇場だと思う。
同い年くらいの映画評論家の人がよく言っているけれど
当時はゴールデンタイムの21時から週に5日くらいはテレビで洋画をやっていた。
父親がそれをいつも見ていたので（映画好きではなくテレビ好きだったのだと思うけど）
一緒に見ていた。なぜか低学年の時から11時まで一緒にみても怒られなかったし、
映画が終わったら寝るということになっていた。
とにかくかかるものは全部見ていたという訳だ。
まだビデオがなかったから、好きになった映画が一年後くらいにまた放映されるとわかると
楽しみに待っていた。
ビデオが出たときは本当に嬉しかったけれど、最初のうちは生テープが一本数千円とか
けっこうな値段だったので、厳選して録画しなければならなかった。
中学生になって映画館で映画を見ることを覚えると、吹き替えの映画が見れなくなった。
どうもしっくりこないのだ。
時代は流れる。大学生になって、まだ当時30万円近かったレーザーディスクプレイヤーを買った。
それから、好きな映画を「所有」できるようになったのだ。
一枚1万円近くしたけれど。
当時、札幌のワンルームマンションで繰り返しみたディスクはまだ捨てられないでいる。
だけど、いま見るとひどい画質だ。当時は映画なみくらいかと思ったのに。（そんな訳はない）
DVDの登場にも驚き、プレイステーション2をなんとか手に入れた。マトリックス見たさに。
そしてDVDもいまでは、なかなかひどい画質に見えてしまうようになってしまった。
好きな映画を、また繰り返し見ようかと思う。
できればBDをそろえて。
そのうちにそろえなくても、ネットでいつでも見れるようになるのだろう。
でも、並べたい。そのほうがいい気がするから。
そんなこと思いつつ、今夜は「ベティ・ブルー」のDVDを久しぶりに見ている。
画質はあまりよくない。
でも、どうやらまともなディレクターズカットはBDでは出ていないようだ。
なかなか難しいものだ。
そして、どうやら、好きな映画を集めたら、悲しい映画ばかりになりそうだ。
なぜかは自分ではわからない。その方が酒と煙草が進むからか。
煙草は止めたけれど。
好きな映画。本棚に並べておきたい映画。
あまり人に言うものではないかと思うけれど。
つい最近見直した「True Romance」そして今日の「37°2」は
並べておく。
続きはまた次回。
BABY DRIVER
久しぶりに、単純にこれは好きだという映画を見た。
自分の人生のフェイバリット映画の上位にすっと入った感じ（笑）。
まあ、長い人生ではさらっと入れ替わったりするんだけど。
自分の好きな映画に全部同じ要素が入っているってわけじゃないんだけれど
やっぱり物語としてはなにかしらの「ボーイ・ミーツ・ガール」が好きだし、
音楽の使い方がかっこいいのがいいし、カーチェイスが見たいし、
ご都合主義的なのはだめだけど、どちらかというとなにかしらの
ハッピーエンドというか、救いが残っている映画がいいんだけど、
けっこうオールクリアかも！
感じとしては True Romance を見たときの感じなのかなあ。
（True Romance もベスト10入り的な感じですが）
うーん、早くBDで見たい。
とりあえず、ちょっと盛り上がっちゃったので
アナログのサントラとポスター（人生で初めて映画のポスター買ったかも！）を
ジャングルで探しました（笑）
