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映画・音楽を作る・その他の話。

 ジャズ

1Q84読んだ最初の印象は、これっていままでの集大成、悪く言うと焼直し?ってとこだった。もちろんこれまでの作品よりさらに完成度は高いし、2009年に読むっていう時代性も高い小説だと思う。だけどどこかリミックス的な感触があったのである。と、ここまで携帯で書いたんだけど、携帯で文章書くのに疲れたので(笑)続きはのちほど。



続きです。
で、何度も村上春樹がインタビューで答えているのは、彼の小説の書き方の中で
重要なものはリズムであり即興であるということ。
これはなにかといえば、Jazzなわけです。
村上春樹がジャズのレコードのコレクターであり、ジャズバーを経営していたことも有名。
ジャズはいい曲を書くとかそういうことより、基本的には演奏を聴く音楽だと思います。
同じ「テーマ」をどう演奏するか。
同じ曲をいろんな演奏、レコーディングで聴くのがジャズだったりもします。
とすれば、村上春樹の小説って同じ「テーマ」をより洗練された演奏を目指して
繰り返し演奏し続けることなのかも とか思ったわけです。
そんなこと誰かがとっくに言ってることかもしれないけど。